ダイエットと運動と食事

運動と食事は、ダイエットのポイントになります。
効率よくダイエットするためには、運動前後の食事が重要になります。
運動前は、空腹でも満腹でも身体に良くないとされています。
カロリー制限のために空腹のまま運動を行う場合、身体への負担が大きく、血液中のブドウ糖が不足し低血糖症を引き起こすことがあります。
また、運動前に満腹になるまで食べることも控えるようにします。
効率よくダイエットするためには、食事は、運動の30分前には終えるようにします。
食べ物が体の中に入ることで、消化器官が活発化します。
消化のために血液が消化器官に集まりますが、食後直ぐに運動することで、消化器官に集まるはずの血液が全身に巡り、結果として、消化がおろそかになり消化不良を起こすことがあります。
具体的な食事例としては、運動30分前であれば、ゼリー状や液状、フルーツなどの消化がよく、すぐにエネルギーに変わるものを食べるようにします。
1時間前であれば、おにぎりやうどん、お茶漬けなど脂質が低く、炭水化物を補給できるものが適しています。
ただし、食べる量が多いと、消化に時間がかかるため、小腹を満たす程度の量にすることがポイントです。
2時間前でも胃腸の負担を軽くするために、脂質を控えめにし、炭水化物は腹八分目を目安にします。
固形の食べ物は消化までに2時間程度と言われているため、通常の食事であれば、2時間から3時間前には食べ終えておくことです。
脂質の摂りすぎは、消化効率を落とすため、揚げ物などの油っこいものは控えます。
運動後の食事では、魚や肉、卵などでタンパク源の補給を行います。
また、疲労回復や筋肉痛予防のためには、柑橘系の果物や梅干、お酢に含まれるクエン酸が適しています。